親が老いる、という現実を目の当たりにし、一大決心をする。

さて、今日は、まず、私と家族を取り巻く経済的現状を簡潔に述べたいと思います。

両親のために購入したマンションのローン3500万。まずこれが大きく家計を圧迫している。

なぜ、わざわざ持ち家があるのに街中の便利な場所にマンションを買ったのか、それは、親が80を目前に急に年老いたと感じ、この田舎で彼らは暮らせない!と思い知ったからだ。耳が聞こえにくくなる、視力も少し落ち、車の運転はさせられない、とも思った。父は運転を毎日して、用事をこなしていたし、病気で身体が不自由になった母は買い物好きであるため、車で近郊の町への買い物は欠かさなかったからだ。

母のたまの楽しみは買い物である。病気に倒れる前、いつもおしゃれして、お出かけを楽しむ人だったので父が車に乗れなくなったら、その楽しみさえ奪われてしまう。人生の総仕上げの時期に辛い思いはさせたくなかった。

両親のもとで生まれ育ててもらった娘として、やってくれたこと以上のことをしてあげたい。どんな時も守り育ててくれた両親。心配や苦労をかけた分、これからは私にできることをしていく。そう決めていた。

健常者の両親なら、そこそこの間取りのこざっぱりしたところであればうちの母なら都会暮らしを楽しみながら過ごしていたと思う。しかし、病で身体が不自由になった母には賃貸のマンションは間取り的にも不便で使いにくい。

①注文住宅かマンションのリフォームでバリアフリー

車椅子での移動がスムーズにできるようなバリアフリーで間口の広いところが必要だ。となると、そんな凝ったリフォームの注文を都会の真ん中では無理だろう。となると、

②マンションのリフォームだ。

結果親戚が近くにある街中でリフォーム可能な中古マンションを探すことにした。

「歩いて病院やスーパーやコンビニがあるところで、便利だけど交通量は少なくて落ち着いた街並みでマンション買いたい」と私が言うと両親は「そんなことしてもらわなくていいんだよ。」と言っていた。車が無理ならタクシーでも呼ぶから」なんとかなる、という感じだった。しかし、実際に父の耳が聞こえにくくなってきて、私の中で「両親に安心して過ごしてほしい」という気持ちは更に強くなったのだった。、

さてさて、お父さんとお母さんの都会暮らしはイメージ済み。病院近し、スーパー近し、でもって静かな落ち着いたところ。よし、これでいこう。

物件をこつこつ探し始めていった。

なぜ、アラフィフの私がマンションを買えたのか。

物件をどうやって見つけたのか。

収入を得るための手段はどうしたのか、無事に買えたのか、そして、その後の経済状況などを次回書きたいと思います‼️

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